第一三共が自社株買いなど好感し1週間ぶりに2500円の大台を回復

株式市場 銘柄

■全体相場が日経平均160円安などと再び反落しディフェンシブ株を選好

 第一三共<4568>(東1・売買単位100株)は21日、約1週間ぶりに2500円の大台を回復し、取引開始後に2517.5円(130.5円高)まで上げて大きく出直る始まりとなった。20日の取引終了後に発行済み株式総数の4.1%にあたる2800万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を発表。材料視されている。

 今朝は、全体相場が日経平均の160円安などと再び反落しているため、ディフェンシブ性のある薬品・食品などの内需株に資金がシフトする動きが再燃した様子もある。5月11日に2750.0円まで上げて年初来の高値をつけたばかりで、ファンダメンタルではこの高値水準まで回復しても不自然ではないようだ。

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