宮入バルブがイタリア大手との提携を好感し全銘柄の値上がり率1位

株式市場 銘柄

■世界140ヵ国にバルブなど供給するカバーニャグループの持株会社に接近

 宮入バルブ製作所<6495>(東2・売買単位100株)は21日、11時にかけて24%高の133円(26円高)前後で推移し、東証1部やマザーズ銘柄など東証全銘柄の値上がり率1位となっている。20日付で、高圧ガス用バルブや充填設備を世界140ヵ国に供給するイタリアの世界的大手カバーニャ(Cavagna)グループの持株会社Parteca S.p.A.(パルテカ社)との間で業務提携に向けた検討を開始と発表。期待が高揚した。

 年初来の高値は165円(3月17日)になり、その後は130円をはさむモミ合いが長かったため、目先的には戻り売りをこなしながら上値を試す相場になるとの見方が出ている。

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