【銘柄フラッシュ】サイジニアが急伸し新規上場の2銘柄は買い気配のまま初値つかず
- 2016/6/21 17:02
- 株式投資ニュース
21日は、東証1部の値上がり率1位がgumi(グミ)<3903>(東1)の10.6%高となり、新作ゲームの事前登録拡大やLINE上場への思惑などで出直り拡大。2位は平和不動産<8803>(東1)の10.0%高となり野村證券が投資判断を開始と伝えられ出直り拡大。3位はブイキューブ<3681>(東1)の8.0%高となり、インド企業と共同でインド政府のスマートシティ構想に参画とされて出直りを拡大した。
第一三共<4568>(東1)は自社株買いなどが好感されて7.9%高となり、M&Aキャピタルパートナーズ<6080>(東1)は本日上場のストライク<6196>(東マ・売買単位100株)がネット上でM&A(買収・合併)のマッチングをめざすサイトを運営することなどが刺激剤となったようで7.4%高。
本日は2銘柄が新規上場となり、ストライク<6196>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の上限に達する7920円の買い気配となり、公開価格3440円の2.3倍となった。
AWSホールディングス<3937>(東マ・売買単位100株)も買い気配のまま値がつかず、大けは気配値のまま上げる場合の上限に達する5730円の買い気配となり、公開価格公開価格2490円の2.3倍となった。
ウインテスト<6721>(東2)は新株予約権発行による資金調達などが好感されて14.8%高の急伸。スガイ化学工業<4120>(東2)はPBRがわずか0.3倍である点などが言われて14.2%高の急伸。宮入バルブ製作所<6495>(東2)はイタリア大手との提携が好感されて13.1%高。
サイジニア<6031>(東マ)は経産省が主導する「IoT活用おもてなし実証事業」への参画などが好感されてストップ高。の22.8%高。農業総合研究所<3541>(東マ)は業績好調で6月16日の上場日を含めて全体相場が下げた日も強い点などが言われ、上場初日から連日ストップ高の21.4%高。メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ)はがん領域に特化したデータセットを保険業界向けに提供開始とされて18.2%高と急出直り。シリコンスタジオ<3907>(東マ)はブラックロック・ジャパンが新規に6.2%保有したとされて7.1%高。東洋合成工業<4970>(JQS)は韓国サムスン電子の有機ELパネル投資などが材料視されてストップ高の18.1%高。ジャパンシステム<9758>(JQS)はM&A積極化への期待などが言われて12.0%高となった。