ソフトフロントが22%高となり年初来の高値

株式市場 銘柄

■1位株主の保有割合が低下し投資育成完了の見方も

 コミュニケーション ミドルウェアなどのソフトフロント<2321>(JQG・売買単位100株)は22日、2日ぶりに年初来の高値を更新し、11時にかけて22%高の409円(74円高)まで上昇。2015年10月以来の400円台回復となった。20日付で、大量保有報告書により1位株主Oakキャピタル<3113>(東2)の保有割合が従来の11.44%から5.19%に低下したと発表。Oakキャピタルは投資育成事業を行なうこともあり、あらためて業績の回復基調や「ひとり立ち」への期待などが強まったとの見方が出ている。

 業績見通しは売上高と経常利益のみ開示し、今期・2017年3月期は黒字転換を見込む。このところは、約41%を出資し「クラウド郵便」などを展開するデジタルポスト(東京都港区)などが株価材料視されており、業績の回復とともに上値を試す展開が期待されている。

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