23日(木)のNYダウ238ドル高、英のEU残留確実視、4月27日以来の高水準
- 2016/6/24 08:21
- 株式投資News
6月23日(木)のNYダウはイギリスのEU残留確実視を好感して急伸した。終値は230ドル高の1万8011ドルと終値としては去る6月8日以来の大台乗せで、今年4月27日の1万8041ドル以来の水準となった。今日午後、正式結果が判明することで場中最高値1万8351ドル(15年5月)を更新するのかどうかが注目点。
ドルは106円半ば、原油は50ドル前半。
一方、23日(木)の日経平均は172円高と前日の104円安を上回る反発となった。日本のマーケットも英国EU残留を手掛かりとしているが、直近約1週間で800円強上昇していることから、(1)先買いしていた短期筋の利食いがどのていど出るか、(2)これまで見送っていた中長期投資筋が腰を上げるか、ということが注目されそうだ。この先、米国の利上げが浮上するだろうし、またイギリスと類似した自国主義台頭の米大統領選挙が近づいてくることから、とくに、中長期投資家の動向が注目される。