そーせいグループが出資ファンドなど好感し1週間ぶりに1万7000円台を回復

銘柄 相場欄

■東証マザーズ銘柄の中で時価総額が高く7月に見直される期待

 創薬分野の研究開発企業そーせいグループ<4565>(東マ・売買単位100株)は24日、出直りを強める始まりとなり、取引開始後に11%高の1万7460円(1760円高)まで上げてほぼ1週間ぶりに1万7000円台を回復した。手掛かり材料としては、23日付で「そーせいCVCファンド」の設立を発表し、再生医療研究開発を行っているベンチャー企業に出資するとしたことが挙げられている。

 東証マザーズ銘柄の中で時価総額の高い銘柄。5月に2万6180円まで上げて事実上の上場来高値に進んだが、同月の中下旬からマザーズ市場の高時価総額銘柄が相次いで下げ、同社株も調整に転じた。ただ、7月に東証マザーズ指数の先物市場が開設されるため、これに向けて再び高時価総額銘柄が見直される期待はある。

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