デクセリアルズ下げ止らず上場来安値、前期の減額減益が尾を引き今期配当にも懸念

銘柄 下がる

■昔の名前ソニーケミカル期待裏切られ半値八掛二割引の可能性も

チャート7 デクセリアルズ<4980>(東1・100株)は下げ止まる気配なく上場来安値に沈んでいる。39円安の683円と遂に700円の大台も割り込み15年7月上場後の新安値。上場後の高値1272円から46.3%の下げ。上場後の初本決算でいきなりの減額で2ケタ減益、さらに今3月期も47.0%の営業減益見通し。「年55円配当を表明しているが、予想1株利益11.6円、本当にやれるのだろうか、得意の予想変更で減配が心配だ」(市場関係者)と警戒の見方は多い。昔の社名ソニーケミカルへの期待は完全に裏切られたといえる展開で上場後高値から半値八掛二割引きまで下げる可能性もありそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る