上場3日目のキャリアが「2025年問題」など意識され連日ストップ高
- 2016/6/29 10:08
- 株式投資ニュース
■団塊の世代が後期高齢の時代になると介護・医療インフラ大幅不足も
シニア(熟年・高齢者層)の人材派遣を行うキャリア<6198>(東マ・売買単位100株)は29日も大幅続伸となり、取引開始後に4830円(700円高)で売買されて2日連続ストップ高となった。6月27日に上場し、看護師や介護士の人材派遣を行う「シニアケア事業」も展開。いわゆる団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)に達すると介護・医療に関する社会インフラの大幅な不足が見込まれる「2025年問題」が言われており、注目度が高い。
公開価格は1950円。27日の午後、公開価格を98%上回る3870円で初値がついた。2016年9月期の業績見通し(単体、会社発表)は、売上高が前期比27.6%増の73.97億円、営業利益は同53.6%増の4.04億円、純利益は同28.1%増の2.46億円、1株利益は120円68銭。