ティー・ワイ・オーはラビッツ・テール社が実施する増資の引き受けを決議
- 2016/6/30 09:12
- IR企業情報
■平成27年のタイのデジタル広告費は306億円、前年比で62%増加
ティー・ワイ・オー<4358>(東1)は、29日開催の取締役会において、海外事業の統括管理会社であるTYO-ASIA PTE. LTD.を通じて、タイの有力デジタル・クリエイティブ・エージェンシーであるラビッツ・テール社が実施する新規発行株式による増資を引き受けることについて決議した。
ラビッツ・テール社は、デジタル・マーケティングの戦略立案・コミュニケーションプランニングからコンテンツ制作までワンストップで手掛けるデジタル・クリエイティブ・エージェンシー。平成27年におけるタイのデジタル広告費は306億円、前年比で62%増加しており、平成30年まで毎年30%以上の成長が予測されている。その中で、ラビッツ・テール社は近年急成長を遂げており、平成28年の見通しについては、業界水準を上回る成長を見込んでいる。クライアントには外資系大手企業をはじめとして、現地企業等多数のクライアントを抱え、日系企業を含む新規案件の獲得も好調に推移している。
増資引受後は、ラビッツ・テール社に対して成長投資を行うほか、当社グループの誇るクリエイティブ力や技術の共有、日系企業への対応ノウハウの提供等により、同社の成長加速を支援していく。また、タイ国内におけるビジネスネットワークの拡充により、日系企業から現地企業の広告需要に幅広くかつ柔軟に対応できる体制を構築し、取引拡大を目指す。