ソフトバンクGがアローラ前副社長を米SECが調査とされて一時波乱

ソフトバンク

■結果的に荷もたれ玉が軽減して動きやすくなったとの見方も

 ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は30日の11時過ぎに一時急激に下押す場面があり、それまでの5900円(92円高)前後から一時5632円(176円安)まで値を消した。ブルームバーグ通信が「先週退任したソフトバンクグループのニケシュ・アローラ前副社長の在任時の行為をめぐり、米証券当局(SEC)が同社を調べていると、事情に詳しい関係者が明らかにした」と伝え、影響したようだ。

 ただ、報道では、「ソフトバンクおよび同氏には不適切な行為の疑いはかけられていない」とも伝えたため、午後は13時頃から14時50分を回っても5800円前後で小動きとなっている。結果的に、荷もたれ玉が軽減して動きやすくなったとの見方もある。

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