ユーグレナのバングラデシュの合弁会社グラミンユーグレナは6月20日付でPKSFと業務提携を締結

■今後、新規農家を指導する際の活動費等をPKSFが賄うことになる

 ユーグレナ<2931>(東1)がバングラデシュに設立した合弁会社グラミンユーグレナは、当地で行っている「緑豆プロジェクト」の拡大に向けた取組に関して、6月20日付でPKSF(バングラデシュ政府系開発機関)と業務提携を締結した。

 バングラデシュでは、生活水準改善に向けた農村での雇用創出と収入増が課題となっている。その様な状況の中で、グラミンユーグレナは、緑豆の栽培において、日本の農業技術を当地の農家に伝えることでより良質な緑豆の栽培を実現し、日本へ輸出することを目指した「緑豆プロジェクト」を2014年10月より行っている。

 今回、PKSFとグラミンユーグレナが業務提携を締結したことで、今後グラミンユーグレナが新規農家を指導する際の活動費等をPKSFが賄うことになった。PKSFは約2,000万人の農家ネットワークを保有しており、今後3年間で、「緑豆プロジェクト」に参加する農家の数を現在の約3,500人から約1万人までに増やす予定。

 この取り組みにより、バングラデシュ国内の農家での雇用の創出や農家の収入増、良質な緑豆の生産と販売の促進、日本向けの緑豆輸出の拡大を目指す。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る