【株式市場】NY株の連日200ドル高など好感し日経平均は一時189円高となり新規上場株は買い気配

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5679円85銭(103円93銭高)、TOPIXは1254.15ポイント(8.33ポイント高)、出来高概算(東証1部)は8億9783万株

チャート13 7月1日前場の東京株式市場は、NY株式の上げ幅が3日続けて200ドル台となったため、英国のEU離脱に端を発した不透明感が後退し、日経平均は10時30分過ぎに189円08銭高(1万5765円00銭)まで上げた。主な株価指数はそろって高い。

 ただ、引き続き英国のEU離脱の影響を慎重に見る様子はあり、ディフェンシブ性のある薬品株や食品・水産株が総じて高い。活況高銘柄の中には、30日に好決算を発表したニトリホールディングス<9843>(東1)津田駒工業<6217>(東1)キャリアリンク<6070>(東1)などが目立った。Gunosy(グノシー)<6047>(東マ)は業績予想の増額が好感されて活況高。ネクストウェア<4814>(JQS)はデジタル地図サービス事業でグループ会社とNTTグループとが提携との発表が好感されて連日ストップ高。

 本日上場のセラク<6199>(東マ・売買単位100株)はITソリューションサービスやウェブマーケティングなどを行い、前場は買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格1500円を70%上回る2550円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は8億9783万株、売買代金は8875億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は1437銘柄、値下がり銘柄数は396銘柄となっている。

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