フマキラーが新製品開発や猛暑など好感し6日続伸基調

株式市場 銘柄

■業績拡大の見通しは不変のため5月の高値回復の期待

 フマキラー<4998>(東1・売買単位千株)は4日の後場も堅調で、13時過ぎには685円(10円高前後で推移。前日比変わらずを一日加えると6日続伸基調となっている。6月27日付で、国内で多く使われている虫よけ有効成分「ディート」ならびに、世界54カ国以上で愛用されている「イカリジン」を、従来の人体用虫よけ剤よりも高濃度に配合した製品の開発に着手したと発表。週明けは猛暑関連銘柄として注目する様子もある。

 業績は拡大基調が続き、株価も2016年5月に今世紀(2000年以降)の高値845円まで上げたことがあるため、全体相場が安定化すれば再びこの高値を目指しても不自然ではないとの見方がある。

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