【話題】株の街と住宅街は静かな選挙戦、若い人の支持あればNISA効果とも

 参議院選挙を今週末に控えているが、兜町はいつもの選挙と違って選挙カーの街宣が非常に少なく大変静かである。シルーバー民主主義といわれるが、投資家民主義もありそうだ。株の街はほとんどが自民党支持で、とくに、今回から18歳からの投票権が認められたことから安定票の地域より若い人の多い繁華街、学生の街がターゲットになっているのだろう。

 今回、衆議院とのダブル選挙が消えたことでムサシ<7521>など選挙関連株はほとんど人気になっていない。その代わりに、日経平均が6日続伸となるなどマーケット全体で自民・公明の勝利を先取りする展開となっている。仮に、「若い人が自公に投票するようなら、アベノミクスで進めてきたNISAなどの効果も含まれているだろう」との見方もされている。

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