【株式市場】欧州株式が軒並み下げたため様子見気分が広がり日経平均は反落模様

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5638円52銭(137円28銭安)、TOPIXは1253.24ポイント(8.73ポイント安)、出来高概算(東証1部)は7億9988万株

チャート14 5日前場の東京株式市場は、NY株式が独立記念日の休場で英・仏・独などの欧州株式が軒並み下げたため様子見気分が広がり、日経平均は9時30分にかけて150円安、10時30分頃にかけて175円安と下値を切り下げた。ただ、特別利益を計上するNEC<6701>(東1)は強いなど、主力株の一角は堅調。このため日経平均の前引けは137円28銭安(1万5638円52銭)となった。昨日までの6日続伸からは反落模様。主な株価指数は総じて安い。

 日東紡<3110>(東1)が投資ファンドの買い増しなどを材料に活況高となり、日本エンタープライズ<4829>(東1)は業績好調の見通しなどが言われて急伸。エボラブルアジア<6191>(東マ)は株主優待制度の発表などが好感されて高値を更新し、グラファイトデザイン<7847>(JQS)はドローンとも異なる新たな無人飛行物体の開発が言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は7億9988万株、売買代金は7639億円。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は548銘柄、値下がり銘柄数は1267銘柄となった。

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