【株式市場】主力株が次第に重くなり材料株は強いが日経平均は3日続落

株式

◆日経平均の終値は1万5276円24銭(102円75銭安)、TOPIXは1226.09ポイント(8.11ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億3293万株

チャート12 7日後場の東京株式市場は、引き続き円高進行に警戒感があり、前場上げたトヨタ自動車<7203>(東1)の上値が重くなり、キヤノン<7751>(東1)は下げ幅を広げるなど主力株に重さが目立った。日経平均も50円安の1万5350円前後を中心に弱モミ合いを続け、終盤は、オプション7月物の売買最終日でもあり、株価指数がらみの売買に押された。主な株価指数は総じて軟調だった。

 後場は、任天堂<7974>(東1)が6日配信開始の「遊戯王デュエルモンスターズ・最強カードバトル!」などに期待とされて一段ジリ高となり、新日本科学<2395>(東1)もiPS細胞関連株の物色再燃とされて一段強含み、日本トリム<6788>(東1)は首都圏の水不足などがいわれて一段ジリ高。Aiming<3911>(東マ)はスマートフォン向けゲーム最新作「彗星のアルナディア」の事前登録開始との発表などが好感されて中盤から急伸し、日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>(JQS)は米アマゾン・ウェブサービスのカートナー認定などが言われて中盤から急伸しストップ高。

 東証1部の出来高概算は18億3293万株(前引けは9億4248万株)、売買代金は1兆8577億円(同9086億円)。1部上場1967銘柄のうち、値上がり銘柄数は484(同712)銘柄、値下がり銘柄数は1337(同1083)銘柄。

 また、東証33業種別指数は5業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がりした業種は、その他製品、電力・ガス、繊維製品、陸運、医薬品だった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る