7日(木)のNYダウ小反落、利上げ占う雇用統計発表控え様子見、日本は手詰まり感
- 2016/7/8 08:04
- 株式投資News
7月7日(金)のNYダウは、前日の78ドル高から22ドル安の1万7895ドルと小反落した。8日(金)に雇用統計の発表を控えていることから様子見の地合いとなっている。とくに、前月(5月)の雇用者数増加が3.8万人にとどまったことから、まもなく発表の6月分が、前月に続いて小さいものとなるのか、あるいは景気判断の目安とされる10万人台となるのか注目される。ただ、7日(木)の為替相場はドル安(円高)に振れており、利上げに結びつく雇用増加にはならないと読んでいるようだ。
ドルは100円後半、原油は45ドル前半。
一方、7日(木)の日経平均は3日続落、3日間の合計下げ幅は約500円。日経平均の乖離は▼2619ポイント。日本はNYの様子見と違って手詰まり相場の印象が強い。