京都銀行が任天堂の大幅高など好感し約5週間ぶりに700円台を回復

株式市場 銘柄

■任天堂の株式を4.1%保有するため評価益拡大など期待

 京都銀行<8369>(東1・売買単位千株)は12日の後場一段ジリ高となり、14時40分にかけて10%高の711円(63円高)まで上げ、取引時間中としては6月9日以来、約5週間ぶりに700円台を回復した。任天堂<7974>(東1)の株式を4.1%(約588万株)保有し、任天堂の株価が「ポケモンGO」の米国での人気などを映して連日急伸のため、関連株買いが波及したとの見方が出ている。

 7月8日に年初来の安値580円をつけたばかりで、手掛かり材料も任天堂次第のため、自律反発の域を出ないとの見方はあるが、11日に25日移動平均を上回ってさらに高いため相場の地合いの強さを見直す様子はある。

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