ジオマテックは業績予想の増額など好感し約7ヵ月ぶりに年初来の高値
- 2016/7/13 09:54
- 株式投資ニュース
■この発表を機にPBR0.3倍の評価不足を再認識する様子も
液晶パネル用基板などのジオマテック<6907>(JQS・売買単位100株)は13日、取引開始後に19%高の875円(141円高)まで上げて急伸し、約7ヵ月ぶりに年初来の高値を更新。9時40分を過ぎてはJASDAQ銘柄の値上がり率1位と2位を繰り返す展開となっている。12日の取引終了後に土地売却益による業績予想の増額修正を発表し、2017年3月期の連結純利益の見通しを、これまでの2億3000万円から7億3000万円に引き上げたことなどが好感されている。
予想1株利益はこれまでの29.08円を92.28円に引き上げた。このため株価水準は一気にPER10倍を下回り、割安感が拡大した。また、1株純資産との比較であるPBRは0.3倍台。今回の増額修正を機に評価不足の目立つ銘柄として再認識する様子もある。