ティムコの第2四半期は増収大幅増益で黒字転換

■昨年度発生したルアー用品の仕入れの遅延を改善

 ティムコ<7501>(JQS)の第2四半期は増収大幅増益で黒字転換となった。

 14日に発表された今期16年11月期第2四半期は、売上高14億77百万円(前年同期比6.0%増)、営業利益11百万円(同339.8%増)、経常利益17百万円(同144.2%増)、純利益08百万円(前年同期△09百万円)であった。

 フィッシング事業は、昨年度発生したルアー用品の仕入れの遅延を改善し、適時納品を実行するとともに、フライ用品についても積極的に新製品を投入したことで、売上高は5億28百万円(同6.0%増)、セグメント利益91百万円(同28.2%増)であった。

 アウトドア事業は、冬物の販売を促進するため早期の値引販売を実施した。春以降は、防虫素材「スコーロン」を使用した衣料品の販売を強化した。その結果、売上高9億32百万円(同6.0%増)となったが、セグメント利益は値引き販売、店舗固定費の増加等の影響を受け、33百万円(同19.9%減)となった。

 その他の売上高は、16百万円(同7.2%増)、セグメント利益10百万円(同12.7%増)であった。

 第2四半期業績が好調であったものの、株価は前日比1円高の460円とまだ当たりがきていないようである。

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