前場は売買停止のアコーディアゴルフが後場13%高の急伸
- 2016/7/15 13:33
- 株式投資ニュース
■投資ファンドMBKパートナーズによる買収の観測が伝わり思惑買い
前場ほとんど売買停止だったアコーディアゴルフ<2131>(東1・売買単位100株)は15日の後場、取引開始後に13%高の1218円(139円高)まで上げて年初来の高値を更新した。14日夜「プライベート・エクイティ(PE)ファンドのMBKパートナーズが(中略)アコーディア・ゴルフの買収を計画していることが分かった」とロイター通信が伝え、売買再開後に思惑買いが集まった。
東証は15日の朝8時21分から午前11時25分まで、事実確認などを目的に売買停止とした。アコーディアゴルフは「買収計画の検討に関して把握しているが、その実現性などを十分に認識しておらず、現時点で開示すべき事項はない」などと発表。売買停止は解除された。
MBKパートナーズは、米投資会社カーライル・グループから独立した投資ファンドで、2008年から15年までTASAKI<7968>(東1)に出資して話題になった。最近では、16年6月29日に上場した珈琲店のコメダホールディングス<3543>(東1)の筆頭株主として登場し注目された。