ファンデリーが経済産業省の健康寿命延伸産業創出推進事業の公募に採択候補先として選定される

■KDDIとコンソーシアムを構成

 ファンデリー<3137>(東マ)は15日、KDDIを代表団体とした「セルフ健康チェックと食事コントロールによる生活習慣病予防事業」に参加し、経済産業省「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業(地域におけるヘルスケアビジネス創出推進等事業)」の公募に採択候補先として選定されたことを発表。

 KDDIを代表団体、当社を参加団体としてコンソーシアムを構成し、さらに協力団体として神奈川県未病産業研究会、万国医療津梁協議会(沖縄県)と連携を行い、神奈川県、沖縄県、東京都下の一部自治体の住民に対しKDDIの「スマホdeドック」及び当社健康食宅配サービス『ミールタイム』を提供することで、生活習慣病予防プログラムとしての有効性が確立され、将来的な連携自治体の拡大及び自治体住民の健康改善が図れるものと考え、「平成28年度健康寿命延伸産業創出推進事業」に参加する。

 当社は、健康食宅配サービス『ミールタイム』を運営し、3ヶ月に1度発行する健康食通販カタログ『ミールタイム』を、全国の医療機関や調剤薬局など、約18,000か所の紹介ネットワークを通じて、糖尿病・高血圧・腎臓病などの食事療法を必要とされる患者やその予備軍へ紹介している。また、受電時にオペレーターである管理栄養士・栄養士がお客の食事制限数値や血液検査結果を聞くことで、一人ひとりに合わせたカウンセリングを行い、在宅医療をサポートしている。

 KDDIは、健康診断を受ける時間が取れない消費者などをターゲットに、自宅で気軽に素早く健康チェックを行うことができるサービスとして、自己採血キットによる血液検査とWEBサービスを組み合わせたセルフ健康チェックサービス「スマホdeドック」を、地方自治体や健康保険組合、個人の消費者に向けて提供している。さらに、平成27年度は計26団体(全国23自治体、3つの企業の健康保険組合)と連携し、それぞれの保健事業として、特定健康診査の対象になる前の世代や、対象でありながら過去3年または5年にわたって未受診の人を対象とした実証事業に取り組み、成果を挙げている。

 実証期間は、8月中旬から17年1月下旬の約5か月間となる。

また、19日より、東証マザーズ指数を対象にした先物取引がスタートすることから、当社が属するマザーズ市場の取引が活性化するものと期待される。

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