パスコとNTTドコモが「自律型モビリティシステム」選定など好感し高値更新

株式市場 銘柄

■総務省の自動走行技術、自動制御技術等の開発・実証に選定と発表

 航空測量などのパスコ<9232>(東1・売買単位千株)は20日の後場寄り後に一段強い展開となり、13時にかけて15%高の353円(46円高)まで上げて6月10日以来の350円台回復となった。19日付で、総務省:自律型モビリティシステム(自動走行技術、自動制御技術等)の開発・実証の委託先に選定されたと発表。期待が盛り上がっている。

 業績は2016年3月期に最終赤字となったが、今期・17年3月期はV字型の回復に転じる見通し。株価水準はPER21倍前後のためそれほど割高感はないといえ、自律反騰を兼ねた回復を期待する様子がある。

 なお、NTTドコモ<9437>(東1・売買単位100株)も19日付で同じ開発・実証の委託先に選定されたと発表し、2003年以来の高値を更新した。

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