日本金銭機械が週間誌の天皇陛下関連記事など材料にまたもや急伸

株式市場 銘柄

■欧州市場にも強く6月下旬から売り建てられた投資の動向も注目

 日本金銭機械<6418>(東1・売買単位100株)は21日、またもや急伸となり、取引開始後に16%高の1040円(143円高)まで上げて3月以来約4ヵ月ぶりの4ケタ(1000円)回復となった。7月中旬に天皇陛下が引退のご意向などと伝えられた際に急伸。21日は、この日発売の「週間新潮」に関連の特集記事が載り、人気再燃となったようだ。

 同社は、紙幣識別機などで欧州市場にも強く、6月下旬から7月初には、英国のEU離脱問題の影響を受けて下値を模索する場面があった。この頃に売り建てられた投資の買い戻しが少なからず入っているとの見方があり、しばらくは「押し目買い・噴き値売り」で臨めそうとの見方がある。

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