サンコーテクノが次第に上向き約2ヵ月ぶりに700円台を回復

株式市場 銘柄

■財政出動をともなう経済対策への期待など強まる

 コンクリート用特殊ボルトなどの大手サンコーテクノ<3435>(東2・売買単位100株)は21日、712円(19円高)まで上げたあとも堅調で、終値ベースでは約2ヵ月ぶりに700円台を回復している。会社側のIR発表は特段、出ていないが、鹿島<1812>(東1)鉄建<1815>(東1)熊谷組<1861>(東1)などの建設株が財政出動をともなう経済対策への期待などを受けて年初来の高値に進んでいるため、比較感が働くようだ。

 業績は堅調で、株価水準はPERがわずか7倍前後。このところ数ヵ月続いた下値固めのモミ合い相場が次第に上向く傾向を見せており、本格的に動意づく前の仕込み場に似てきたとの見方も出ている。

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