【銘柄フラッシュ】くろがね工作所が急伸しポケモン関連株はサノヤスHDなどが高い
- 2016/7/21 17:01
- 株式投資ニュース
21日は、引き続き任天堂<7974>(東1)が0.9%高と反発し、8日続けて東証上場銘柄の売買代金1位となったが、一時的に軟化するなどで19日につけた2009年以来の高値を抜かず、さすがに騰勢一服の様子となった。ただ、同社株に触発されてポケモン関連株として急伸してきたサノヤスホールディングス<7022>(東1)は8日続伸となり3日連続高値を更新。イマジカ・ロボット ホールディングス<6879>(東1)は信用取引規制が掛かったが高値を更新。セガサミーホールディングス<6460>(東1)は6.8%高となり、バンダイナムコホールディングス<7832>(東1)は3.6%高で年初来の高値を更新した。
東証1部の値上がり率1位はオーイズミ<6428>(東1)となり、経済対策の一環としてカジノ導入を巡る議論が再燃するのではとの期待が強まりストップ高の18.7%高。2位は前出・サノヤスHD<7022>(東1)の17.0%高。3位は日本金銭機械<6418>(東1)となり、やはりカジノ導入の期待などが言われてストップ高の16.7%高。
エスケイジャパン<7608>(東1)は引き続き第1四半期の黒字転換などが好感されて4日連続ストップ高の16.4%高。鉄建<1815>(東1)は財政出動政策などに期待が強まり高値更新の9.0%高。くろがね工作所<7997>(東2)はカジノ関連株と位置づけられて思惑が高揚しストップ高の41.7%高。
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>(東マ)は政府のプログラム参画などが好感されてストップ高の24.0%高と急伸し、Hamee(ハミィ)<3134>(東マ)は東証1部昇格決定などが好感されて17.2%高の急伸。アプリックスIPホールディングス<3727>(東マ)は引き続きソフトバンクグループ<9984>(東1)による英国企業の買収が連想材料とされてストップ高の17.2%高。
アビックス<7836>(JQS)は電子看板などで知られ、サッカーJリーグがNTTグループとデジタルサイネージなどを駆使した「スマートスタジアム」の実現に向けて提携と伝えられ連想買いが高揚し28.4%高。ピクセルカンパニーズ<2743>(JQS)は子会社による民泊の無許可営業容疑が伝えられて7月13日に下げたが業績は好調で買い直す動きとされて23.9%高の急反発となった。