メタウォーターの下水道全国データベースが稼働開始
- 2016/7/22 09:45
- IR企業情報
■WBCで培ったクラウド技術や運営ノウハウを提供
メタウォーター<9551>(東1)は、同社の他、日水コン(東京都新宿区)ならびに国際航業(東京都千代田区)が共同で、国土交通省から15年に受託し、開発を進めてきた下水道全国データベースが、このたび稼働したと発表した。
下水道事業は設備新設から設備維持管理の時代へと移行してきており、下水道サービス継続の基盤となる情報整備の必要性が急速に高まってきている。
同データベースは、持続的な下水道サービス提供のため、下水道施設情報などを効率的に収集・分析・共有できるデータベースであり、事業管理の自己診断および災害での国、各都市、関係機関との情報連絡などの災害時対応支援に活用されるものである。
同社は、同データベースの開発で、WBC(Water Business Cloud) で培ったクラウド技術や運営ノウハウを提供しており、今後、同データベースの稼働を通じ、下水道事業体の事業計画策定、中長期の事業量見通しなど、持続可能な下水道サービスの実現に寄与していくとしている。