ハピネットが「ポケモンgo」用の腕時計型ウエアラブル端末を材料にストップ高
- 2016/7/22 12:56
- 株式投資ニュース
■ポケモンが現われたときなどに自動通報、熱中し過ぎによる事故を緩和する期待
国内最大級の玩具卸ハピネット<7552>(東1・売買単位100株)は22日の後場寄り後にストップ高の1505円(300円高)まで上げて一段高となり、2日ぶりに年初来の高値を更新した。任天堂<7974>(東1)が22日午前11時30分頃、北米で人気沸騰と伝えられる「Pokemon GO」(ポケモン ゴー)を日本国内でも配信開始したと発表。このゲーム専用の腕時計型ウエアラブル端末「ポケモンgo plus」を取り扱うとされて注目が集まっている。
「ポケモンgo plus」は「ポケモンgo」専用の腕時計型ウエアラブル端末で、スマートフォンに熱中しなくても、ゲームの中でポケモンが近くに現われたときなどに自動通報するという。
「ポケモンgo」はスマートフォンに映し出される実際の街並みや公園、店内などの映像を見ながら実際に足を運んで探すゲームで、先行配信となった北米では、ゲームに熱中するあまり、つまずいて転倒したり、崖から落ちたり、立ち入り禁止区域に入って逮捕されたりといった事故が伝えられた。日本国内でも、官房長官が談話の中で触れたほか、仙台育英高校では、このゲームを起因とする立ち入りを禁止する張り紙を出したことが伝えられた。