【株式市場】海外で円高が再燃し任天堂も安く日経平均は一時275円安

株式

◆日経平均の前引けは1万6362円88銭(257円41銭安)、TOPIXは1304.98ポイント(20.38ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億2305万株

チャート14 26日前場の東京株式市場は、海外で円高が再燃し、日経平均は朝から軟調に推移。日本時間の今夜開催される米国の金融政策決定会合FOMC(連邦準備制度理事会)を前に、円相場は10時頃から1ドル104円台に一段高となったことなどが影響し、日経平均は10時頃に275円95銭安(1万6344円34銭)まで下押した。前引けも257円41銭安(1万6362円88銭)となった。主な株価指数は軒並み安い。

 ここ活況高だった任天堂<7974>(東1)などの「ポケモン関連株」が総じて続落のため、材料株物色にも一服感が言われ、25日に業績・配当見通しを発表した信越ポリマー<7970>(東1)などが高い。VR(仮想現実)技術企業の買収を発表したsMedio(エスメディオ)<3913>(東マ)や業務提携を発表したエボラブルアジア<6191>(東マ)などが高い。

 東証1部の出来高概算は9億2305万株、売買代金は1兆693億円。1部上場1970銘柄のうち、値上がり銘柄数は352銘柄、値下がり銘柄数は1504銘柄となっている。

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