パナホームがライバルの失策など材料に8続伸基調

株式市場 銘柄

■目先は反落しても不自然ではないとされ高需給など注視

 パナホーム<1924>(東1・売買単位千株)は26日の後場911円(6円高)で始まり、昨日までの7日連続高に続いて続伸基調。業績拡大期待や需給妙味などがある中で、三井ホーム<1868>(東1・売買単位千株)がリフォーム事業での不適切会計を25日発表し、ライバルの失策を材料視する様子もある。

 パナホームの株価水準はPER12倍台になり、三井ホームの同13倍前後とともに割安水準といえる。一方、信用売り残と買い残の割合を見ると、パナホームの売り残は買い残の3倍に達して膨大。数字上は弱気筋が優勢になるが、すでに売り建てられた物なので、今後は買い戻しの買い注文となって株高を助長する要因になるとされている。26日も高ければ8日続伸になるため、目先は一服的な反落があっても不自然ではないとされ、そこが好適な買い場との見方が出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  2. ■2024年度上半期163件で過去最多更新  人手不足による倒産が急増している。帝国データバンクの…
  3. ■新たなモビリティ社会実現に向けた取り組み加速  トヨタ自動車<7203>(東証プライム)は10月…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る