CYBERDYNEが米国展開など期待材料に出直り強める

CYBERDYNE

■「商売べた」のイメージあるが先々展望し下値を仕込む様子
 
 着用ロボットなどのCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ・売買単位100株)は27日、出直りを強める始まりとなり、取引開始後に2045円(96円高)と2日ぶりの2000円台回復となった。リハビリ支援ロボットなどの米国での医療機器としての承認に向けて米国子会社を設立すると26日に発表。期待が強まっている。

 このところは2016年6月の2629円を高値に調整基調が続いているが、英国のEU離脱を受けて全体相場が急落した6月24日の1837円を下値に底堅い値動きとの見方がある。「商売べた」のイメージがあり、当面の業績は赤字が続く見通しのため敬遠する投資家もあるようだが、先々を展望して下値を仕込む投資家も少なくないようだ。

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