【株式市場】海外から円高基調になり日経平均は一時214円54銭安だが新規上場株は高い

株式

◆日経平均の前引けは1万6550円26銭(114円56銭安)、TOPIXは1310.36ポイント(11.31ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億1138万株

 28日前場の東京株式市場は、米FRB(米連邦準備理事会)声明などを受けて海外から円高基調になり、日経平均は10時過ぎに214円54銭安の1万6450円28銭まで下押す場面があった。ただ、円高は進行する様子がないとみられてトヨタ自動車<7203>(東1)が11時頃から堅調相場に浮上。日経平均も次第に持ち直して前引けは114円56銭安(1万6550円26銭)となった。主な株価指数はほとんど軟調。

 四半期決算を発表した銘柄では任天堂<7974>(東1)LINE<3938>(東1)などが安く、半面、九電工<1959>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)などは高い。ダルトン<7432>(JQS)は化学工業日報で錠剤製造に関する新技術が伝わりストップ高。

 28日新規上場となったリファインバース<6531>(東マ・売買単位100株)は産業廃棄物処理事業などを行ない、公開価格は1700円。買い気配を上げ続け、10時59分に公開価格1700円を63%上回る2770円で初値がついた。
 
 東証1部の出来高概算は9億1138万株、売買代金は1兆1099億円。1部上場1970銘柄のうち、値上がり銘柄数は455銘柄、値下がり銘柄数は1385銘柄となっている。

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