カーリットホールディングスの今期第1四半期は化学品・ボトリングなど堅調で増収増益

■今期は4ヵ年の中期経営計画「礎100」の2年目

 カーリットホールディングス<4275>(東1)は29日、17年3月期第1四半期累計の連結業績を発表した。売上高は前年同期比9.6%増の117億50百万円となり、営業利益は46百万円(前年同期は29百万円の営業損失)、経常利益は同5.9倍の1億1百万円、四半期純利益は68百万円(前年同期は26百万円の純損失)と黒字で着地した。

 今期は、創業100周年を最終年度とする4ヵ年の中期経営計画「礎100」の2年目となることから、中期経営計画達成に向けて諸施策に取り組んでおり、化学品・ボトリング及び産業用部材など各事業とも堅調に推移している。

 今期通期の連結業績見通しは、前回予想(5月16日公表)に変化はなく、売上高が前期比10.0%増の510億円、営業利益が同4.0%減の12億円、経常利益が同2.3%減の13億円、純利益が同13.8%減の6億50百万円を見込んでいる。

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