【業績でみる株価】イー・ガーディアンは好業績を評価し11年の上場来高値が視野
- 2016/8/2 11:51
- 業績でみる株価
■16年9月期予想を増額修正
イー・ガーディアン<6050>(東マ)が8月1日発表した16年9月期第3四半期累計連結業績は大幅増収増益だった。そして通期予想を増額修正した。株価は5月の年初来高値に接近している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。11年1月の上場来高値が視野に入る。なお立会外分売(8月17日~19日)も発表した。
■大幅増収効果で16年9月期予想を増額修正
16年9月期第3四半期累計連結業績は前年同期比28.2%増収、75.5%営業増益、65.3%経常増益、90.6%最終増益だった。
ソーシャルサポートが6.5%増収、ゲームサポートが55.2%増収、アド・プロセスが22.6%増収、その他が59.0%増収いずれもと好調に推移した。ゲームサポートではVR(仮想現実)酔い対策サービスの提供を開始した。
特にゲームサポートが好調に推移し、稼働率が上昇して原価率が改善したため、通期予想を大幅に増額修正した。
■11年1月の上場来高値が視野
株価は800円台を回復し、5月の年初来高値907円50銭(株式分割遡及修正後)に接近している。好業績を評価して上値を試す展開だろう。11年1月の上場来高値1010円(同)が視野に入る。