ジェネレーションパスは日通の中国展開など材料に後場一段強い

株式市場 銘柄

■中国向けの越境EC事業を本格化し連想買いが波及の見方

 EC(電子商取引)マーケティング事業などのジェネレーションパス<3195>(東マ・売買単位100株)は2日の後場一段強い相場になり、取引開始後に8.5%高の863円(68円高)まで上げて出直りを強めている。この一両日は最新のIR発表などは見当たらないが、日本通運<9062>(東1)が「中国のインターネット通販最大手のアリババ集団と日本商品の販売で提携する」(2日付け日本経済新聞朝刊)と伝えられ、連想買いが波及したとの見方がある。

 ジェネレーションパスは7月中旬、越境EC事業として中国の北京移動納維信息科技服務有限公司との業務提携を発表し、「洋桃派サイト」における日本商品の独占的供給などを行うとした。株価は6月に上場来の高値1637円をつけ、直近にかけては微調整となっている。9月中旬には調整期間が3カ月になり、日柄調整も一巡することになるようだ。

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