三井物産は減収減益だったが予想よりは堅調とされ続伸
- 2016/8/4 09:22
- 株式投資ニュース
■PERに過大感なく当面は戻利売りの動向が焦点に
三井物産<8031>(東1・売買単位100株)は4日、続伸の始まりとなり、取引開始後に1247.5円(43.5円高)まで上げて7月25日以来の1250円回復となった。3日13時2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月、国際会計基準)を発表し、売上高は前年同期比20.5%減少し、税引き前利益は同じく43.9%減となったが、この日の午後の株価は上昇。市場予想よりは堅調だったとされており、今朝も続伸となっている。
今期・17年3月期の予想1株利益は111円58銭のため、株価水準はPER11倍になり、特段、割高感はないといえる。5~6月にかけて1300円前後でもみ合ったため、この水準まで上げると戻り売りが増えると見られており、推移が注目されている。