極楽湯は「例年厳しい時期」に好決算となり連日高値

極楽湯

■PERは高いが値動きを見る限り完全に織り込み済み

 極楽湯<2340>(JQS・売買単位100株)は4日、一段高の始まりとなり、取引開始後にストップ高の695円(100円高)まで上げた。7月29日に発表した2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月、連結)が引き続き好感され、5日続伸基調となっている。

 発表によると、「第1四半期(4月~6月)は、通期でみると例年収益状況が厳しい時期」になるが、今期は「天候にも恵まれたことで既存店客数は前年同期に比べ増加」した。

 第1四半期の連結業績は、売上高が前年同期比5.1%増加し、営業利益は同2.1倍になり、純利益は同14.8%増加した。今期・17年3月期の予想は据え置き、営業利益は前期比44.8%の増加を見込む。純利益は前期の反動で29.7%減の見込みだが、このところの値動きを見る限り完全に織り込み済みのようだ。

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