ワイヤレスゲートの第2四半期業績は売上高・営業利益とも過去最高

■「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスなど好調

 ワイヤレスゲート<9419>(東1)は4日、2016年12月期第2四半期連結決算を発表した。

 「ワイヤレスゲートWi-Fi+WiMAX」サービスを中心に計画通りに進捗しており、売上高は前年同期比11.9%増の61億29百万円となった。利益面は増収による増益効果に加え、モバイルインターネットサービスの費用対効果の適正化に努め、営業利益は同25.8%増の6億37百万円、経常利益は同5.7%増の5億35百万円、四半期純利益は同2.5%増の3億30百万円と売上高・営業利益とも過去最高を達成。

 ワイヤレス・ブロードバンド事業では、モバイルインターネットサービスについては、ヘビーユーザーの裾野拡大が続いており、「WiMAX2+ギガ放題プラン」が浸透してきている。「ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE SIMカード」については、「Wireless Gate SIMFONプレミアムWi-Fi」プランを投入しており、モバイルインターネットサービスでの売上高は同15.2%増の56億53百万円となった。

 ワイヤレス・プラットフォーム事業では、ワイヤレス・ブロードバンド事業の基盤プラットフォームを活用した電話リモートサービスの新規会員獲得に注力し、収益源の更なる拡大を図り、認証プラットフォーム案件もあったことで、売上高は同25.9%増の70百万円となった。
 
 12月通期の業績見通しは期初の発表を据え置き、売上高は前期比13.4%増の128億32百万円、営業利益は同17.4%増の12億50百万円、純利益は同3.5%減の6億60百万円を見込む。

 なお、通期見通しに対する進捗率は、売上高47.8%、営業利益51.0%、経常利益50.1%、四半期純利益50.0%と概ね計画通りに推移している。

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