【材料でみる株価】ユニバーサル園芸社は増額修正を好感して上値を試す展開へ
- 2016/8/5 10:47
- 材料でみる株価
■16年6月期連結業績・配当予想を増額修正
ユニバーサル園芸社<6061>(JQ)は8月4日、16年6月期連結業績予想と配当の増額修正を発表した。株価は6月の上場来高値から一旦反落したが、増額修正を好感して上値を試す展開だろう。
■グリーン事業が計画超で16年6月期業績・配当を増額
16年6月期連結業績予想は売上高を4億75百万円、営業利益を1億49百万円、経常利益を92百万円、純利益を75百万円増額し、15年6月期比45.6%増収、38.2%営業増益、23.9%経常増益、8.7%最終増益とした。グリーン事業が計画を上回り順調に増加した。増収効果で各利益も計画を上回った。
配当予想は前回予想から期末5円増額して年間35円(期末一括)とした。15年6月期との比較でも5円増配となる。
■株価は上場来高値圏、上値試す
株価は6月の上場来高値2984円から利益確定売りで一旦反落したが、指標面に割高感はなく、17年6月期も好業績が期待される。自律調整が一巡し、増額修正を好感して上値を試す展開だろう。