【銘柄フラッシュ】ムラキやアクモスが急伸しマツダなど輸出関連株は重い
- 2015/1/22 16:21
- 株式投資News
22日は、円安基調の割に自動車株が軟調で、欧州・ロシア景気に敏感とされるマツダ<7261>(東1)は1.9%安となり、外相訪英や日英協力が伝えられたが英国で鉄道網を手がける日立製作所<6501>(東1)も0.7%安と軟調で、このところ連日高値を更新してきたオリエンタルランド<4661>(東1)は5.3%安の反落など、何となく上値の重い印象の相場になった。
一方、アニコムホールディングス<8715>(東1)は14日に新規契約数などの「経営パラメーター」を更新発表してから出直りの勢いが強まり、本日は2日続伸の6.3%高となって約2ヵ月ぶりに高値を更新。パイプドビッツ<3831>(東1)は「なりすましメール」排除サービスなどが材料視されて6.2%高となり高値を更新し、理研ビタミン<4526>(東1)はTOPIX(東証株価指数)の浮動株比率見直しによって組み入れ割合が増加とされて5.2%高と高値を更新。
また、マイスターエンジニアリング<4695>(東2)は食品の異物混入検査装置による業績拡大観測が日本経済新聞の朝刊で伝えられ朝から17.3%ストップ高。モルフォ<3653>(東マ)は1月第1四半期好調とされて出直りを強め11.7%高、ムラキ<7477>(JQS)はハッキリした材料が言われないまま41.7%高となり2日連続ストップ高、アクモス<6888>(JQS)は12月締めの第2四半期好調の期待などが言われて26.2%高となり連日急伸した。
東証1部の値上がり率1位はDMG森精機<6141>(東1)の10.2%高となり21日に発表された昨年の工作機械受注3割増に加えECB(欧州中央銀行)の緩和期待もあるとされて出直りを拡大、2位はアゴーラ・ホスピタリティー・グループ<9704>(東1)の8.5%高となりホテル事業が外国人観光客の増加で恩恵とされて出直り再燃、3位はドリームインキュベータ<4310>(東1)の6.4%高となり来年度も新規株式上場が増加することなどが言われて反発となった。