パイオニアは営業利益5倍の急回復など好感し大きく出直る

6773 パイオニア

■対ドルで円高になるほうが追い風とされ通期の業績上ぶれ期待が

 パイオニア<6773>(東1・売買単位100株)は8日、大きく出直る始まりとなり、取引開始後に13%高の214円(25円高)まで上げて6月24日以来の200円台回復となった。前週末5日に2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月、連結)を発表し、売上高は前年同期比13%減少したものの営業利益は同5.4倍の急回復となったことなどが注目されている。

 同社の収益は対ドルで円高になるほうが追い風になるとされる。3月通期の業績予想は売上高を小幅減額修正し、各利益は据え置いたが、市場には利益の上ぶれを見込む雰囲気がある。

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