日本金銭機械は陛下のビデオメッセージなど材料に4日続伸

株式市場 銘柄

■一方では思惑や期待の空振りに備える様子も

 日本金銭機械<6418>(東1・売買単位100株)は8日、取引開始後に1167円(40円高)をつけて4日続伸基調の始まりとなった。7月下旬、天皇陛下の「生前退位」が取り沙汰された際に急伸したことがあり、天皇陛下のビデオメッセージが8月8日午後3時に公表と伝えられ、再び思惑が広がる形になった。

 第1四半期決算は8月2日に発表し、連結営業利益は前年同期比44%増加するなど好調だった。ただ、今回は思惑で動いている面が強いようで、7月下旬に急伸した際の高値1284円には今のところ届く様子がなく、期待や思惑が空振りに終わる場合に備えて慎重に構える向きも少なくないようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■シスルナ経済圏構築に向け、グローバルなパートナーシップを強化  ispace(アイスペース)<9…
  2. 【先人の教えを格言で解説!】 (犬丸正寛=株式評論家・平成28年:2016年)没・享年72歳。生前に…
  3. ■物価高・人手不足が直撃、倒産件数29カ月連続で増加  帝国データバンクの調査によると、倒産件数が…
2024年11月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930  

ピックアップ記事

  1. ■化粧品大手は業績下方修正も、電鉄各社は上方修正で活況  トランプ次期大統領の影響を受けない純内需…
  2. どう見るこの相場
    ■金利敏感株の次は円安メリット株?!インバウンド関連株に「トランプ・トレード」ローテーション  米…
  3. ■金利上昇追い風に地銀株が躍進、政策期待も後押し  金利上昇の影響を受けて銀行株、特に地方銀行株の…
  4. ■トリプルセット行、ダブルセット行も相次ぐ地銀銀株は決算プレイで「トランプトレード」へキャッチアップ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る