日銀のETF買い倍増に期待強まり日経平均は大引け間際に397円高

株式

 8月8日(月)後場の東京株式市場は、日銀が7月下旬の金融政策会合で株価指数連動型などのETF(上場投資信託)の買い入れ倍増を決定したことを受け、全体相場が下げたとき出なくても買い出動するらしいといった期待が聞かれ、恩恵を受けるのは各業界を代表する主力株との見方でトヨタ自動車<7203>(東1)などが一段ジリ高となった。日経平均も一段ジリ高となり、大引け間際に397円59銭高(1万6652円04銭)まで上げ、大幅反発となった。主な株価指数の中では、前場に続いて東証マザース指数が安い。

 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)などの大手銀行株や保険株が強く、三菱地所<8802>(東1)なども高い。四半期決算の好調だった マブチモーター<6592>(東1)が戻り高値に進み、DOWAホールディングス<5714>(東1)は減益でも見るべきところが大都されて後場一段高。7月下旬に発表したオプトホールディングス<2389>(東1)、9月末に株式分割を行うモバイルファクトリー<3912>(東マ)も高い。

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