星光PMCは第2四半期の発表と共に、通期業績予想の利益面での上方修正を発表

■国内外のコスト削減・合理化の進捗に加え、化成品事業、中国の製紙用品事業の販売が順調

 製紙用薬品の星光PMC<4963>(東1)は8日引け後、第2四半期の発表と共に、通期業績予想の利益面での上方修正を発表した。

 16年12月期第2四半期連結業績は、売上高120億12百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益10億76百万円(同72.2%増)、経常利益9億83百万円(同44.8%増)、純利益8億20百万円(同54.2%増)と微減収ながら大幅増益となった。

 第2四半期が大幅増益となったことから、通期連結業績予想の利益面の上方修正となった。

 売上高は、前回予想を7億40百万円下回る240億90百万円(前期比2.0%減)、営業利益は5億円上回る19億60百万円(同48.7%増)、経常利益は3億70百万円上回る18億90百万円(同41.5%増)、純利益は3億70百万円上回る15億円(同39.8%増)と減収ながら大幅増益を見込む。

 減収予想ながら、大幅増益予想の要因は、国内外のコスト削減・合理化の進捗に加え、化成品事業、中国の製紙用品事業の販売が順調であることが挙げられる。

 セルロースナノファイバー、銀ナノファイバー等の画期的な製品の話題もあり、注目銘柄といえる。

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