メディカル・データ・ビジョンは第2四半期業績など好感され前場9%高

株式市場 銘柄

■中段もちあいを経て再び上値を追う相場をイメージ

 メディカル・データ・ビジョン<3902>(東マ・売買単位100株)は9日の前場、9%高の2030円(172円高)まで上げて反発相場となり、出来高も8月に入ってからの一日平均を前場で上回る活況となった。8日の取引終了後に2016年度・第2四半期の決算を発表し、12月通期の業績見通しは初の連結会計になるため前期比での表示はできないものの、前期の単独業績比では売上高が24%増加、営業利益は7%増加する見込みとしたことなどが好感された。

 今年の株価は、年初の900円前後から5月には2385円まで上げて上場来の高値を更新。その後は一時下押したが2000円前後を回復して値固めとなり、中段もちあいを形成している。業績が拡大傾向のため、中段もちあいが助走台となり再び上値を追う相場に入る展開がイメージできるようだ。

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