日本ピグメントは第1四半期の黒字化など評価されPBRの低さ見直す
- 2016/8/10 13:24
- 株式投資ニュース
■通期業績は純利益62%増を見込み超低PBRも見直される
樹脂コンパウンドや樹脂用着色剤などの日本ピグメント<4119>(東2・売買単位千株)は10日の13時にかけて強含む相場になり、本日の現在高になる174円(3円高)をつけた。13時に2017年2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月、連結)を発表し、営業・経常・純利益とも前年同期比で黒字転換したことなどが好感されている。
3月通期の見通しは据え置き、営業利益は前期比74.5%の増加を見込み、純利益は同62.4%の増加を見込む。PBR(1株純資産に比べた株価水準)0.2倍台にすぎず、1株純資産の2割にしか見られていない形になり、いくら何でも安く見られすぎているとの見方がある。