竹本容器は株主優待制度導入を好感して急反発!モミ合い上放れの展開へ
- 2016/8/12 09:33
- 株式投資ニュース
竹本容器<4248>(東2)は101円高の1742円まで上げて急反発している。8月10日発表した16年12月期第2四半期累計連結業績は計画超の増収増益だったこと評価している。また、株主優待制度の導入や立会外分売の実施も発表。株価はモミ合い上放れの展開が期待される。
■第2四半期累計は計画超の増益で通期増額余地、株主優待制度導入
8月10日発表した16年12月期第2四半期累計の連結業績(8月5日に増額修正)は、前年同期比8.2%増収で、利益は16.6%営業増益、15.7%経常増益、10.3%最終増益だった。積極的な営業活動や販管費抑制などで計画超の増収増益だった。
通期予想(8月5日に売上高を減額修正)については、円高による円換算額減少で売上高を4億08百万円減額したが、利益予想は据え置いた。通期予想に対する利益進捗率は営業利益61.6%、経常利益63.1%、61.3%と高水準であり、通期利益は増額余地があるだろう。
また8月10日には、株主優待制度の導入(16年12月期末から開始)、立会外分売の実施(予定期間8月26日~9月1日)、インドにおける子会社の設立も発表した。
■株価はモミ合い上放れ期待