【引け後のリリース】IIJが「ハイレゾ音源」でベルリン・フィルのライブを実験配信
- 2015/1/22 17:16
- 株式投資News
■ソニーなどと4社共同で4月に実施、無償ソフトで臨場体感が可能
インターネットイニシアティブ(IIJ)<3774>(東1)は22日、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(ベルリン・フィル)の協力を得て4月に行われる演奏会を対象に、未上場会社2社とソニー<6758>(東1)の4社共同でハイレゾ音源によるライブ・ストリーミング配信の公開実験を行なうと発表した。
発表によると、聴取者は、パソコンに本実験専用のソフトウェア(無償)をインストールし、対応DACを用意することで、インターネットを通じて、自宅にいながらコンサート会場で聴いているような臨場感のある高品質な音を楽しむことが可能。世界中でお楽しみいただくことができるとした。
ハイレゾ音源によるライブ・ストリーミング配信の公開実験を行なう演奏会は、「東京・春・音楽祭2015」で行われる「東京春祭マラソン・コンサート vol.5<<古典派>>~楽都ウィーンの音楽家たち」(2015年4月5日、11:00~20:00)、ドイツのベルリン・フィルハーモニー・ホールで行われるサー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルの演奏会「ベルリオーズ<<ファウストの劫罰>>」(ドイツ時間4月11日、19:00より)。
インターネットイニシアティブの22日の株価終値は2465円(32円高)となり出直りを強める相場となった。昨年の株価は年初の2999円を高値にもみ合う展開となり、12月に2647円の戻り高値をつけた。週足ではこの戻り高値の頃から52週移動平均や13週移動平均を上回ってきており、「戻り売り」から「押し目買い」に移行する様子を見せている。