森永製菓は体操・白井選手がチョコ愛用との報道も手伝い大幅続伸
- 2016/8/15 15:20
- 株式投資ニュース
■前売買日は第1四半期の大幅増益など好感してストップ高
森永製菓<2201>(東1・売買単位千株)は15日、7%高の787円(49円高)まで上げて出来高も急増し、前売買日のストップ高に続いて大幅続伸となった。10日の取引終了後に発表した2017年3月期・第1四半期決算(16年4~6月・連結)が営業、経常利益とも前年同期比8割増加する驚異的な増益となったほか、この11日から12日にかけてリオ五輪・体操男子団体「金」メンバーの白井健三(日体大)選手が同社のチョコレート「DARS」(ダース)を試合会場に持ち込んでまで愛用していると伝えられたことを材料視する向きもあるようだ。
同社の製品では、ソフトキャンディー「ハイチュウ」が米国のプロ野球、プロバスケットボール界で大人気となり、取り扱う店舗が全米で広がっていると伝えられている。体操の白井選手はすでに床運動の「後方伸身2回宙返り3回ひねり」を国際体操連盟(FIG)が「シライ3」と命名したと伝えられるなど、知名度は世界的な存在になりつつある。