Jトラスト:自社株式918万余株、72億円強相当取得

■株主への利益還元・環境変化への機動的対応に備え実施

 金融事業中心に事業展開するホールディングカンパニー、Jトラスト<8508>(東2)は、資本効率の向上を通じて、株主絵の利益還元を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の実施を可能とするために、東証の立会外買付取引による自社株式の買い付を、8月12日600万株、同15日700万株、合計1,300万株の自社株買付を実施すると発表していたが、16日までの2日間で合計9,188,300株(所要資金72億7896万5400円)を取得し、今回の買い付けを終了した。

■業績好調背景の積極的施策を進める同社動向に注目

 同社は今期第1四半期連結業績で、営業収益過去最高を記録し、営業利益黒字転換するなど好調な出だしであるが、8月12日には同社グループ役職員向け有償ストックオプション実施を発表するなど、業績好調を背景とする積極的な施策を進めており今後の同社の動向が注目される。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■内蔵インヒールで自然な足長効果、フォーマルからビジネスまで対応  青山商事<8219>(東証プラ…
  2. ■デュアル周波数対応で通信の安定性を確保  世界的なDX進展を背景に京セラ<6971>(東証プライ…
  3. ■リアルタイム文字起こしと自動要約で議事録作成を効率化  シャープ<6753>(東証プライム)は2…
2025年3月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

ピックアップ記事

  1. ■低PER・高配当利回り、不動産・銀行株が市場を牽引  3月の東京都区部消費者物価指数が前年比2.…
  2. ■新年度相場のサブテーマは「物価」?!  米国のトランプ大統領は、「壊し屋」と奉る以外にない。その…
  3. ■新年度相場の初動として注目される値上げ関連銘柄  4月予定の値上げは、原材料価格上昇や物流費増加…
  4. どう見るこの相場
    ■トランプ関税懸念も『総論弱気、各論強気』の市場展開  「トランプ・ディール(取引)」と「トランプ…
  5. ■名変更会社の局地戦相場の待ち伏せ買いも一考余地  今年4月1日以降、来年4月1日まで社名変更を予…
  6. ■あの銘柄が生まれ変わる!市場を揺るがす社名変更、次なる主役は?  「トランプ・トレード」が、「ト…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る